「新しい光」に
『あんぱん』で物語が戦後になってから、たくやは、嵩にとっては初めてといっていい「下の世代」。戦争が終わって次のものづくりを考えたときに、1つの光のような存在だろうと考えました。たくや自身も、いろいろと時代に思うことがあって、音楽と芝居を通じて日本を明るくしたいという思いがある。
たくやが戦後の「新しい光」に見えるように意識して演じました。戦争パートでは北村君がすごく減量していたので、その対比として、たくやを通して希望が見えるように3~5キロ増量したんです。外見的なことですが、役作りの上で自分にできることは何だろうと考えました。
どうやったらビジュアルの変化も楽しんでもらえるだろうかと考えて、髪も黒くして襟足も切りました。普段、ミセスでは、ほかのメンバーのビジュアルも僕が監修しています。先々のリリースまで考えてそこから逆算しています。
僕が朝ドラ基軸のビジュアルになったことで、今後はノープランになりました。だからすごく考えるのが楽しみです。