「出る杭よりは…」
<2000年にデビュー。グラビアアイドルとして注目され、細すぎない体形が愛されてきた。ファッション誌で「ぷにモデル」として活躍したことも。現在41歳。グラビアアイドルとしての人気も継続中だ。2023年に出版した写真集も重版され、今秋デビュー25周年の写真集が発売される>
芸能界では、「出る杭は打たれるから、出なければ打たれない」って思っているんです。かなり忙しくて苦労されたり、体調を崩されたりした方をこれまでたくさん見てきました。
「いろいろな方に知ってもらえて羨ましいな」と思うこともありましたが、私の性格上、「出る杭」よりは、「出なければ打たれないし、 見る人の印象に残らないとしても、番組は円滑に回っている」と考えるほうが向いている。ドラマでもそういう気持ちで臨んでいます。自分より番組のことを考えるけれど、それを自分のポジションとして納得して楽しんでいます。
たとえば、私の体形も見る人によっては印象が違う。それでも、「私はこれです」と今の体形が心地いいと思っているんです。自分が納得して楽しむ。出過ぎないで、打たれない。そうやって過ごしてきたら、なんだか毎日楽しい。それを最近すごく感じるようになりました。