<前回のあらすじ>
東京都予選1回戦。藍沢めぐるたち梅園は、いきなり王者・瑞沢と対戦。本来の実力差では圧倒的に瑞沢優勢だが、マネージャー・与野草太のオーダー読みが見事にハマり、ほんのわずかでも梅園に勝てる可能性が出てきた。
瑞沢のエース・折江懸心(藤原大祐さん)と対戦するめぐるも「そう簡単に負けるつもりはないよ」と真っ向勝負を挑みにいくが……。
開始早々、瑞沢が目にも留まらぬスピードで札を取る!観覧席で見守る島強(波岡一喜さん)と白野真人(高橋努さん)は「さすがは優勝候補。大丈夫かな…」と不安になるが、草太は「まだまだこっからです」。
梅園はこの数カ月で見違えるほど力をつけてきた。チーム唯一のA級選手・八雲力(坂元愛登さん)を筆頭に、音を捉える感覚に長けた奥山春馬(高村佳偉人さん)、反射神経とスピードに秀でた白野風希(齋藤潤さん)、思い切りの良さが光る村田千江莉(嵐莉菜さん)、そして動きに無駄がなく暗記の精度も抜群のめぐる――。
特に最近のめぐるは、草太も「正直、敵に回したくない」と思ってしまうほど急成長を遂げている。それぞれの強みを生かせれば、きっと結果が出るはず…。
一方、京都では、大江奏(上白石萌音さん)が読手選考会の真っ最中。梅園の結果が気になりつつも、思いを振りきるように目の前の選考会に集中する奏。
ところが、梅園の試合は最悪の展開へ…。頼みの綱である八雲が、見えないプレッシャーに押しつぶされてパニック状態に!何もできないまま対戦相手の月浦凪(原菜乃華さん)に札をどんどん取られていき、自滅寸前の八雲…。
めぐるはなんとかして八雲を落ち着かせようとするが…。さらに、風希の古傷が再発!利き手の右手が言うことを聞かなくなってしまって…。
相次ぐピンチに見舞われて絶体絶命の梅園!めぐるたちの夏は、このまま終わってしまうのか…?
綿谷新と真島太一も登場して最終章に突入!