馬鹿にしておるとは言えませぬか?
天を仰ぎながら「からかいではなく…」と呟く天明狂歌のスター・太田南畝<四方赤良>。
蔦重の「トンチキ」との声を背景に、勢いよく袖から黄表紙を取り出す戯作者・恋川春町<倉橋格>。
その下に<お上に立ち向かう>の文字。
「凧を揚げたら、国が治まるなど…」と話すていの声を背景に、凧揚げの様子が映る。
江戸城内で舞う十一代将軍・家斉の“父”となった一橋治定。
それを背景に「馬鹿にしておるとは言えませぬか?」との声が流れる。
「は?」と向き合った相手に反応する大名・本多忠籌。