場所ごとに整えるコツ その1

【たたき(土間)】 “一人一足” などルールを徹底

玄関のたたき(土間)は、靴があふれやすい場所です。家族が多い場合は、収集が付かなくなることもあるでしょう。

ここでは、家族の間で「出していいのは一人一足だけ」などとルールを決めることが大切です。特に小さなお子さんには、習慣づけのための声掛けと、親が率先して見本を示すことが欠かせないと思います。

【靴箱】サイズアウトや劣化…履かない靴は、ないものと同じ

靴箱の中に、サイズが合わなくなった靴や、革などが傷んで劣化した靴が眠っていませんか? ポイントは、修理すれば履ける靴であれば、しまい込まずに「今すぐ履いてあげる」ということ! 

「デザインは気に入っているけれど、靴擦れができてしまう」といった理由で、結局しまい込んでしまうときは、「履かない靴は、ないものと同じ」と割り切って手放しましょう。

思い出があったりしてどうしても残したい靴だけど、靴箱のスペースにも限りがある場合は、玄関ではなくクローゼットなど別の場所に保管するのがおすすめです。同じように、ロングブーツなど季節限定の靴も、オフシーズンには玄関ではなくクローゼットにしまうと、玄関のすっきり感を保つことができます。

靴箱は靴をぎゅうぎゅうに詰め込まず、理想は7〜8割程度に収めること。少し余白を残しておくと通気性もよくなり、出し入れもスムーズになります。