長年の歩くクセ。足指を意識して正す
足や爪のトラブルを招く大きな要因が、悪い姿勢と歩き方。高齢の女性に多いぺたぺた歩きなど悪い歩きグセがあると、足の甲の横アーチが崩れ、指の筋力が落ち、蹴り出しがうまくできなくなります。悪循環を断つには、元凶である歩き方のクセを直すことが一番です。
図のような姿勢で、足裏と足指にしっかり力を掛けることを意識しましょう。人間は歩かないと、骨も筋肉も弱っていく一方。さらに足と爪の状態を悪化させてしまいます。厚生労働省が推奨する1日の歩数、6000歩(65歳以上の女性)を目安に歩く習慣を。また、自分の足に合う靴を選ぶことも重要です。
爪の健康のためには、運動に加え、バランスのいい食事と、睡眠が大切。お風呂にゆっくり浸かって血の巡りをよくし、睡眠で新陳代謝を促す。爪は皮膚の一部ですから、肌にいい習慣は爪にもいいのです。