トミーはすばらしい俳優
――撮影現場の雰囲気や共演者さんとのエピソードを教えてください。
今回初共演となるトミー・バストウさんは、本当にすてきなお芝居をされる方です。私は『SHOGUN 将軍』を見ていたので、もちろんトミーさんのお芝居も見ていたんですけれど、今回一緒にお芝居をすることができて、やはりすばらしい俳優だなと改めて思いました。
そして、久々のBK(NHK大阪放送局)はエレベーターに乗るだけでも懐かしく、いろいろな思い出がフラッシュバックして、マッサンの時に日本に来た頃の記憶がよみがえってきました。
特に、『マッサン』を撮影していた1年間は、女優としてもすごく成長できた1年だったし、一人の人間としても、その後の人生で母になるための準備期間だったようにも思います。BKの皆さんには、本当に支えていただきましたし、今も私の日本の家族だと思っています。
―― ドラマの見どころ・視聴者の方へのメッセージをお願いします。
私がイライザを演じることで、視聴者の皆さんを笑顔にしたいです。子どもを産んでから特に感じるようになったことですが、すべてがドラマチックな展開のストーリーでなくても、日常の中にはいろんな人たちが生きているストーリーがいっぱいあって、それらに癒やされている部分もあるということ。
『ばけばけ』は、それらが表現されている作品で、すごく共感できるし、すてきだなと思っています。そんな物語の中で、イライザがどう皆さんを笑顔にするのかは、お楽しみということで(笑)。
そして、日本の皆さんへ、まずは「ただいま!」と言いたいです。私の原点にもなっているこの場所に戻って来ることができたこと、ここでまたお芝居ができることに感謝しています。
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朝ドラ通算113作目となる『ばけばけ』は、明治時代を舞台に、怪奇文学作品集『怪談』で知られる小泉八雲の妻、セツをモデルにした物語。ヒロインの松野トキ役を高石あかりさん、夫で小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)をモデルにしたレフカダ・ヘブン役をトミー・バストウさんが演じ、怪談を愛する夫婦の何気ない日常を描きます。
トキの父・司之介を岡部たかしさん、母・フミを池脇千鶴さん、トキの祖父 ・松野勘右衛門を小日向文世さん、ヘブンをサポートする錦織友一を吉沢 亮さんが演じます。脚本はふじきみつ彦さんが担当。主題歌は、ハンバート ハンバートの『笑ったり転んだり』。
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『八雲とセツを追いかけて 神様と妖怪に出会う旅 松江・境港・出雲』刊行記念イベントin松江 開催決定!

『怪談』の小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)と妻・セツが明治時代に旅した松江・境港・出雲。 それは異界につながる不思議な旅だった......?
島根・鳥取を知り尽くしたメンバーが松江に集結! 書籍『八雲とセツを追いかけて 神様と妖怪に出会う旅 松江・境港・出雲』をテーマにしたトークイベントを開催します。 島根・鳥取の見どころを再発見&話題のドラマの予習・復習もしちゃいましょう!
第1部では、『神様と妖怪に出会う旅』の著者・譽田亜紀子さんと、出雲・万九千(まんくせん)神社の錦田剛志宮司に、八雲とセツゆかりのスポット、今すぐお参りしたい神社、 神話や伝承とつながる聖地などをご紹介いただきます。 松江・境港・出雲3市の市長が一堂に会し、各市の魅力を披露する第2部もお楽しみに! プレゼント企画も実施します。
要事前申し込み。チケット【当日書籍お渡し】書籍代込み2,350円/【書籍購入済みの方】当日書籍お渡し無し500円 。
詳細、お申し込みはこちらhttps://www.chuko.co.jp/special/kamisamayoukai/