それからしばらくは、毎朝大変だったよ。セキセイインコの「ソルト」は、普段の鳴き声は「チチチチチ」ってかわいいのに、朝、僕の顔を見ると、「餌をくれ!」と大騒ぎ。餌をやるまで、「ビージョ! ビージョ!」って鳴き続けるの。
その隣のケージにいるモルモットの「シュガー」は、2本の前歯で檻をキーキー、カリカリ(笑)。この子は伸び放題の毛が汚れで固まり、レゲエのおじさんの頭みたいになってしまって。毛を切ってあげたくて触ろうとすると、「キキキッ!」って指を噛んでくる。この子たちに餌をやったら、次は金魚とメダカでしょ。朝はほんとに忙しい。(笑)
その後、ここにボーダー・コリーの「リリー」が加わりました。犬の「ピーボイ」たちが亡くなったあと、次男が初めて自分から「飼いたい犬がいる」と言い出したんだけどね。1週間もしないうちに世話をしなくなっちゃったから、僕がせざるをえなくなって。
リリーを連れて散歩に出ると、同じボーダー・コリーの飼い主さんたちと出会うんだけど、みんな一様に「子どもが飼い始めたけど世話をしなくなって……」って言うの! 共感したね。(笑)