コリーのリリー(写真提供:市村さん)

 

そんなわが家には、「又うんこ」という詩が額縁に入れて飾られている。作者は僕。毎朝の散歩とウンチの世話があまりに大変だったんで、ある日、「ピーボイ」の絵を墨で描いて、そこに詩を添えたんだ。「又、又、うんこ 又、おしっこ 又、又、うんこに又おしっこ 生きてる限りこの連続 健康が一番だネ」と。(笑)

でも、大変だったのは4年くらい前まで。長男がさらにピンクのヘビと、アマゾンにいそうなカエルを飼ったんだけど、みんなあの世に召されて……。

リリーも、「ボーダー・コリーを飼いたい。リリーという名前にしたい」という方と偶然出会い、縁あってその家の子になりました。家の目の前にドッグランがあって、時々送ってくださる動画を見ると、楽しそうに走り回っている。そのお家に行って良かったなと思う一方、やっぱり寂しいね。

一緒にいたのは1年だけど、写真や動画を見るとすごく会いたくなるの。だから今度、子どもたちと会いに行こうと話してる。「お前たちの顔は覚えてないだろうけど、世話をしたパパの顔は絶対覚えているよ」と言って。

今わが家にいるのは、ラグドールという種類の猫「アラン」と「モコ」、それとヘビの「サンド」だけ。お世話もだいぶ楽になったし、家のなかに彼らがいてくれるだけで、なんだか癒やされるね。

<今月のひとこと>