歌の女郎絵50枚で、100両分てなぐらいでよ

今回のドラマ後半。

美人大首絵がヒットするも、絵に描かれた美人に大枚をはたく人が増え、市中の物価が上がっていることを知った老中・定信が激怒。

結果として<一枚絵に女郎以外の名前を書き入れてはならない>というお達しが出てしまい、困った蔦重は吉原の駿河屋、りつ、扇屋宇右衛門、大文字屋市兵衛(二代目)のもとへ相談に訪れます。

(『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』/(c)NHK)

蔦重はお達しの穴をついて、女郎の大首絵を打ち出す旨を相談しますが、客の減った吉原からの入銀は難しく、むしろ抱えている借金の返済を迫られてしまいます。

頭を下げる蔦重を前に、「入銀なしで絵を作ってもらう代わりにその分の借金をチャラに」という代替策を提案した蔦重の育ての親・駿河屋。

「歌の女郎絵50枚で、100両分てなぐらいでよ」との言葉に、蔦重はうなずくしかありませんでした。