私が最後まで責任を持つ
期せずして背負うことになった実家じまいは、親への思いに折り合いをつけ、自分なりのけじめをつけるための時間でもあったのだと、今は思います。
兄に託されるはずだった役目を私が果たしたのは偶然ではなく、きっと私に必要なことだったのでしょう。
寂しさと達成感の両方を胸に抱えながら、ようやく私は「娘」としての役割に区切りをつけることができました。
――これからは、誰かの代わりではなく、ひとりの人間として。新しい一歩を踏み出していこうと思います。
終
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期せずして背負うことになった実家じまいは、親への思いに折り合いをつけ、自分なりのけじめをつけるための時間でもあったのだと、今は思います。
兄に託されるはずだった役目を私が果たしたのは偶然ではなく、きっと私に必要なことだったのでしょう。
寂しさと達成感の両方を胸に抱えながら、ようやく私は「娘」としての役割に区切りをつけることができました。
――これからは、誰かの代わりではなく、ひとりの人間として。新しい一歩を踏み出していこうと思います。
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大阪府出身。フリーランスのデザイナーとして働きながら、インスタグラムで子育てエッセイ漫画を投稿。「オーマイ・ダッド!父がだんだん壊れていく」が連載漫画、作画デビュー作。
インスタグラム@tongari.megane_digital
ブログ「※あくまでウチの場合。」
https://tongarimegane.napbizblog.jp