私が最後まで責任を持つ

漫画『実家じまい』

期せずして背負うことになった実家じまいは、親への思いに折り合いをつけ、自分なりのけじめをつけるための時間でもあったのだと、今は思います。

兄に託されるはずだった役目を私が果たしたのは偶然ではなく、きっと私に必要なことだったのでしょう。
寂しさと達成感の両方を胸に抱えながら、ようやく私は「娘」としての役割に区切りをつけることができました。

――これからは、誰かの代わりではなく、ひとりの人間として。新しい一歩を踏み出していこうと思います。

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