おおよそ1年に一度新調する

タオルがふかふかだと幸せな気分になります。この手ざわりだけでやさしい気持ちが蘇ってくる……とことん肌ざわり重視で選んでいます。

繰り返し洗濯して肌ざわりがごわごわしてきたら、買い替え時。タオルは消耗品ですから、おおよそ1年に一度新調します。

『モノが減ると心は潤う 簡単「断捨離」生活』(著:やましたひでこ/大和書房)

粗品としていただいたタオルをありがたく使うことは、まずありません。粗品のタオルは、あげるか寄付するか。タオルは自分が気に入ったものを自分で誂える、これが基本です。

バスタオルと同じく、いつの間にか仕掛けられて家に入りこんでいるモノは、じつはいろいろあります。リンスだ美容液だ、「そういえば、昔はなかったよね」というモノが生活必需品と思わされています。家の随所に置かれたマット類はその代表格。洗濯しようにも洋服と一緒には洗えないし、乾くのも時間がかかる。じつに扱いづらい存在です

断捨離すると、いかに考えずに必要ないモノを取りこんでいたかがよくわかります。

思考停止でいると、モノはどんどん増えるばかり。結果的に、自分に負担を強いて苦しくなっています。メンテナンスがとても追いつかず、そのことに罪悪感を覚えてしまう……。自分で自分をいじめているのと同じです。だって、モノが少ないほうがラクちんですから。

<『モノが減ると心は潤う 簡単「断捨離」生活』より>