ホコリを「掃く」「拭く」の先にある魅惑の世界

さて、いつもキラキラしたアクセサリーを身につけた人が、家に帰ると水道のカランがくもっているといったことがあります。

受講生さんのひとりがまさにそう。外では見るからにいい生活をしている、いわゆるセレブ。でも家の中はごちゃごちゃの、いわばスラム。彼女自身、このアンバランスさをなんとかしたい、このままではよくないと思っています。かわいらしい人なのですが、話をしていると、「でも、だって」の口癖が気になります。だからこそ断捨離を始めて、かけ離れた外(見た目)と内(家の中)のバランスをとっているわけですが。

モノの片づけに追われていると、ホコリを「掃く」「拭く」まで来たら、もうだいぶがんばったということになるでしょう。ここで満足して手は止まりがち。ですが、この先にある「磨く」という魅惑の世界を、一緒に愉しもうではありませんか。

 

※本稿は、『モノが減ると心は潤う 簡単「断捨離」生活』(大和書房)の一部を再編集したものです。

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