かかったか
それから場面が変わり、かつて田沼意次の側近を務めた三浦庄司の屋敷へ。
ひとり、囲碁を打つ三浦。
その手で棋譜上の“白”の石を前へと打ち出したまさにその瞬間、屋敷の者が松平定信からの文を携えてやってきます。
そこには「『石橋(しゃっきょう)』無事あの者のもとに至る」との一文が…。
それを目にした庄司は「かかったか」とだけ呟くのでした。
それから場面が変わり、かつて田沼意次の側近を務めた三浦庄司の屋敷へ。
ひとり、囲碁を打つ三浦。
その手で棋譜上の“白”の石を前へと打ち出したまさにその瞬間、屋敷の者が松平定信からの文を携えてやってきます。
そこには「『石橋(しゃっきょう)』無事あの者のもとに至る」との一文が…。
それを目にした庄司は「かかったか」とだけ呟くのでした。