(写真提供:日経BP)
2000年代に「どこ見てんのよ!」で一世を風靡した青木さやかさん。休みなく働き一時は貯蓄が8000万円あったといいますが、現在はほぼゼロに。そんな青木さんがファイナンシャルプランナーの坂本綾子さんから教えてもらった「お金を増やす方法」について、著書『貯蓄が苦手な人こそ読んでほしいお金の第一歩 お金まわりを見直したら人生が変わった』から一部抜粋して紹介します。

坂本 青木さん、お金を「増やす」点で、まずは新NISAにチャレンジしてみましょう。
青木 坂本先生、なんとなくの理解ですが、新NISAというものは国の政策の1つなわけですね。

坂本 そうですね。
青木 国がこう言うんですね?「自分のお金は自分で守ってくれ、国に頼らんでくれ、国にはお金がないのだ、その代わり新NISAで増やしてくださいよ」と。

坂本 まあ、大枠では間違ってはいません。アメリカやイギリスと比べると日本は家庭の資金が増えていないんです。なぜなのか。アメリカやイギリスは、家計として投資をしている人が多いんです。

青木 隣近所のおじさんおばさんが投資家でもあるんですね。
坂本 投資額が増えると、企業にお金が回りますよね。国としては、お金の流れを循環させたいんです。