iDeCo(イデコ)と新NISAいったいどう違う?

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青木 私はもう1つ質問をしたいことがあったのです。友人からは強くiDeCo(個人型確定拠出年金)を勧められています。早くやりなよ!やってないの!まさか!と、こんな勢い。先生、手始めにiDeCoではなく、なぜ新NISAなんでしょう?

坂本 iDeCoは老後資金を準備するための制度なので、口座に入れたお金を60歳まで引き出すことができません。加入も原則65歳まで。投資に使えるのは投資信託だけ。新NISAは投資の口座なので、株式や投資信託を買うことができて、買った商品はいつでも売ることができます。

坂本 新NISAをおすすめしたのは、いつでも売れるので万が一現金が必要な時は解約して引き出せるからです。貯蓄がある程度できて、いざという時はそれを使えるようになったら、できれば50代前半のうちにiDeCoを始めるといいと思います。いずれ70歳まで入れるようになる予定です。iDeCoは掛け金を所得控除できるので、所得税と住民税を節税できるのもメリットです。

青木 今のご説明、半分くらいの理解度ですが、今のところ貯蓄が心もとない今の私には、いつでも解約できる新NISAがいいんですね!先生、ありがとうございます。

青木 やってみますよ、開設しますよネット証券口座!やり始めるには、まずは、マイナンバーが必要になるんですね。よーし、まずはマイナンバーカードを作ってみるかー(はげしくめんどくさい)。

※本稿は、『貯蓄が苦手な人こそ読んでほしいお金の第一歩 お金まわりを見直したら人生が変わった』(日経BP)の一部を再編集したものです。 

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貯蓄が苦手な人こそ読んでほしいお金の第一歩 お金まわりを見直したら人生が変わった
(著:青木さやか/日経BP)

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