佐藤愛子流、生前整理

冗談のつもりだろうがなんだろうが、人を平気で面倒ごとに巻き込む祖母に一瞬気が遠くなった。

結局、祖母流の生前整理は中途半端に終わり、祖母は102歳を迎え、恐らくまた誕生日プレゼントをいただくことになるだろう。

 

それにしても祖母という人の困るところは、生前整理という名の断捨離をしたがるくせに自分の誕生日だけはちゃんと覚えていて、毎年しっかりプレゼントを期待しているところである。

 

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