朝ドラは演劇と似てる
――朝ドラの出演について
私は「なつぞら」「エール」「おちょやん」「らんまん」に続き、5作目の参加になります。朝ドラは演劇と似ています。
稽古をして、長回しの本番を迎えて、一つの物語を長い時間をかけて取り組むことでドキュメンタリーのようになっていきます。脚本も私たちのお芝居によってどんどん変わっています。
「らんまん」のときはそれまでの私のお芝居を汲み取ってこの台詞を書いてくださったんだろうなと思うようなラストシーンをいただいたり、私たちの表現や存在が物語に反映されるのもやりがいのひとつです。
――『風、薫る』は作品は、看護がテーマのひとつ。看護に関わる仕事との接点や思い出などは
入院したときにお世話になった看護師の方々はみなさん明晰で快活なお声をお持ちでした。
「いい声だなあ、演劇やってほしいなあ」と思い、「いい声の看護師たちが廊下にて上演している夏の夜の夢」という短歌を病床で詠みました。