ま、まさか
自分のお金を使って、自分のやりたいことをする――それは本来、当たり前のことのはずです。
ようやく私は、そんな思いを口にすることができました。
これまで私が管理してきたお金を使っただけなのに、どうしてここまで詮索されなければならないのか、理解ができません。
その日の夜、ひとり机に向かい、いつも使っているノートに自分の気持ちを書き綴っていました。
この先、どうしたらいいんだろう……。
そんなことを考えながら、これからの予定を確認しようとスケジュール帳を手に取ったのです。
――付箋、こんなところに貼ったかしら……まさか! 私は胸騒ぎが止まりませんでした。
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