そのとおり。無理してやりたくないことをしても、いい結果にはならないですね。大ヒットが見込める作品だからと言われても、企画書を見て「うーん」と首をかしげたらできないです。

でも、出演者やスタッフの名前を見て、「この人たちと仕事がしたい」と感じたら、条件に関係なくお引き受けすることもある。やっぱり結局は「人」ですよ。

梅沢 僕は今75歳。昔は還暦の時点でものすごいおじいちゃんに見えたけど、今は70代だって若いし、みんな元気ですよ。僕自身、これまでインフルエンザにもコロナにもかかったことがない。ものすごく健康です。

 今は皆さん長寿で、仮に65歳で定年になっても80歳まで15年もある。それだけあったら、いろいろなことができると思うんです。こう言うと「若い頃ならともかく、60代では無理ですよ」と言う人がいます。

私は64歳のときに舞台で転んで大腿骨を骨折しました。全治3ヵ月と言われたけど、舞台に戻りたくてリハビリに打ち込み、1ヵ月で復帰。その後も、69歳でダイビングのライセンスを取得したり、気の向くまま、やりたいことをやっています。

梅沢 研さんはコロナ禍を機に、YouTubeも始めましたからね。すごいフットワークの軽さだよ。

 仕事が激減してヒマになっちゃったから、気軽な気持ちで始めたんです。そうしたら、夫や子どもたちに乗せられてつくった私のメイク動画が話題になって。今でもよくわからないまま続けています(笑)。やる気さえあれば、年齢は関係ないんじゃないかなと思いますね。