「死んでも万丸は手放さん」

「信長~っ!」

怒りに震える義昭の叫び声が響き渡る。

場面は変わり、「死んでも万丸は手放さん」という姉・ともの強い声。

ともは息子・万丸にやさしく微笑みかけ、やがて二人は強く抱きしめ合う。

画面には「戦国に生きる宿命」という言葉が。

「わしらはもう百姓ではない。侍なんじゃ」という小一郎の声。

涙をにじませる、ともの夫・弥助。

母・なかもまた、悲痛な表情を浮かべる。

ともは両手で口元を押さえ、涙を流す。