<リフォームの悩み>
Q. 資金面に余裕がない場合、
リフォームは諦めたほうがいいのでしょうか
⇒回答者・阿部さん
A. 優先度の高い場所から見直そう
費用を抑えたい場合、長い時間を過ごす部屋や、事故が起きやすいポイントのみ手を加える「部分リフォーム」を検討してはいかがでしょう。
フルリフォームより工期が短く、住みながら工事ができるので、仮住まい先の家賃や引っ越し代がかからないというメリットもあります。
安全性の確保に有効なポイントは、主に以下の4つです。
(1)手すりの設置
築年数の古い家は段差が多く、すべて解消するのは費用的にも構造的にも難しいもの。その場合は、適切な場所に手すりを取りつけましょう。
靴を脱ぎ履きする玄関や、立ち上がりの動作が発生するトイレに手すりがあれば、体を支えられます。階段や廊下の手すりも、使う人の身長や握る力に合わせて設置すれば、使い勝手が格段によくなるでしょう。
(2)建具の交換
開き戸は開閉する際に体勢を崩して転倒しやすい一方、引き戸は前後の動作が少なく安全です。トイレも、引き戸であれば介護者が介助しやすいというメリットが。
吊り金具と上部レールで引き戸を支える「上吊り式」は、敷居が必要ないので床に凹凸ができませんし、開閉も軽くてスムーズです。