ドラマはリアルの解像度が大事?
小林:平成ドラマには視聴者が“憧憬”を求めていたと思うんです。メゾンブランドを着て、いいマンションに住んで、恋愛をして。でも令和は変わって、ドラマに自分と同じ日常生活の解像度を求めるのかもしれません。
川口:もうキラキラしたトレンディドラマの時代じゃないですもんね。
イマイズミ:だから、SNSが重要なんでしょう。
小林:共感したり、突っ込んだり。
川口:『T乾』は話したくなるし、『VIVANT』は考察もの。『告白-25年目の秘密-』も爽太の行動に突っ込める。
小林:この対談のような感想を話し合う井戸端会議こそ、ドラマの制作陣も目指しているところだと思うのです。私たち、出版業界も同じで良くも悪くも話題にされる作品をリリースしていきたいですね……といったところで、止まらない話しの続きは居酒屋で話しますか。
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小林久乃
コラムニスト、編集者
出版社勤務後、独立。2019年『結婚してもしなくてもうるわしきかな人生』にて作家デビュー。最新刊はドラマオタクの知識を活かした『ベスト・オブ・平成ドラマ!』(青春出版社刊)。現在はエッセイ、コラムの執筆、各メディアの構成と編集、ラジオトークが主な仕事。正々堂々の独身。最新情報はhttps://hisano-kobayashi.themedia.jp
元JJ編集長イマイズミ
『CLASSY.』『JJ』元編集長
女性誌『CLASSY.』『JJ』の編集長を歴任。1クールの地上波ドラマを全録画するようになったのは、編集長になった13年ほど前から。「仕事で新しい俳優、タレントさんを覚えるため」というのが理由だったけど、見事に大ハマり。ホームドラマとラブコメ好き。韓国ドラマもやや中毒。
川口由貴
婦人公論.jp編集長
「婦人公論.jp」編集長。約10年に渡って、地上波放送の連続ドラマをほぼ視聴している。法学部卒のため、新たな知識を得ながら観られるリーガルドラマが特に好き。小林久乃の「婦人公論.jp」連載「映えのたからない生活」の初代担当で、飲むとほぼドラマの話ばかりしている。