放っておいてください

 

 

学校から離れたままでは、ミノルの将来が閉ざされてしまうのではないか――。私は、その不安をどうしても拭えずにいました。だからこそ、先生にも力を借りようとしたのです。

自分が悪いことをしているとは、少しも思っていませんでした。ミノルの将来を思えば、誰だって同じように行動するはずだと信じていたのです。

けれど、私が必死になればなるほど、ミノルは怯え、アヤさんたちとの溝は深まっていきました。それでも私は、自分の何がいけなかったのか、まだわかっていなかったのです。

<第9話へ続く>

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