起きなさい

 

 

私は今でも、学校へ通うことは子どもにとって大切だと思っています。その考えが、簡単に消えることはありません。でも、「正しい」と信じていることが、その子にとって「今、本当に必要なこと」とは限らないのかもしれません。

あの日の私に必要だったのは、学校へ行かせることではなく、ミノルの苦しさに耳を傾けることだったのではないか――。はっきりとした答えは、まだ見つかっていません。

それでも、写真の中で笑うミノルの姿を見たとき、私は初めて立ち止まることができた気がしました。

<おわり>

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