シミが増えたり、肌色が暗くなったり。夏の肌に表れるトラブルはそれだけではありません。肌の内側に目には見えないダメージが積み重なり、大切なものが失われている可能性も……。肌の夏疲れサインを見逃さず、早めの修復ケアで、若々しく活力ある肌を取り戻しましょう。今回はお手入れの最後のポイント、肌に負担をかけずに修復するテクニックです(イラスト=さとうあゆみ 文・構成=片岡えり)

【ポイント3】刺激を与えず、リカバリーに集中する

化粧品を擦り込むケアは、肌の負担になります。「特に肌にダメージがあるときは、使うアイテムを減らし、できるだけ手も動かさないで。睡眠時は洗い流さないマスクで疲れた肌を修復しましょう」。

肌を摩擦しない、乳液&クリームの塗り方

①両手のひらで温めて広げる

 

適量の乳液やクリームを手に取り、両手で温めながら手のひらから指先まで全体に広げる

 

②両手を縦にして 頰を包み込む

 

まずは乾きやすい頰から。両手を縦に使い手のひらを頰に当て、目元まで包み込む。頰の外側も同様に

 

③ 両手を横にして額と口に押し当てる

 

両手を横に使い、手のひらを額と口元に押し当てる。上の手はまぶたまで、下の手は鼻の下まで包み込む