運命ナンバーの意味と、数字の正しい扱い方は
では、現在あなたが身のまわりで使用している数字が、数意学ではどんな意味を持つのか、さっそく調べてみましょう。
今回は、日本の生活で多く使われる4桁の数字を中心に見ていきます。方法はとても簡単。携帯電話や固定電話の番号の下4桁を足すだけです。つまり、「090・△△△△・5678」なら「5+6+7+8」で26になります。
こうしてはじき出された数字が「運命ナンバー」です。その数字自体が持つパワー、すなわち持ち主であるみなさん自身のエネルギーを表しているということ。別記事の一覧表で、自分の運命ナンバーの意味を調べてみてください。
先ほどもお話ししたように、数字は大きく吉数と凶数の2つに分類され、なかでも強いエネルギーを持つ大吉数は、15、24、31、32の4つ。いずれもオールマイティな力を持つので、基本的に長く持ち続けていたい数字です。
もし運命ナンバーが凶数の場合は、数意学に基づき吉数に変更することをおすすめします。その際に注意したいのは、単体の数字が吉数だからといって、むやみやたらと重複させないということです。
ある方は、「金運に強い大吉数の24を2つ使えば、威力も2倍になるはず!」と、携帯電話の番号の下4桁を「2424」に変えました。でも、この場合の運命ナンバーは「2+4+2+4」で、凶数の12。金運アップどころか、身内のお金絡みのトラブルで苦労する非常に厳しい数字なのです。
災難に遭わないためにも、運命ナンバーはあくまで4桁の番号をバラして足した合計数であり、単体の数字とはまったく違う意味になるということを、決して忘れないでくださいね。
運命ナンバーを変えてから運気が好転するまでの期間は、人によって異なります。引っ込み思案の人が社交的なエネルギーを持つ数字に変えるなど、自分の性質との差が大きい場合、もともと苦手な他人との会話を克服するまでに時間がかかってしまうのです。
また、吉数から吉数へ変更する場合には、「好転反応」として過酷な試練が訪れがち。私も上京したての頃、携帯電話の番号を、大吉数でも男性にとっては優しすぎる15から、攻めの吉数17に変更したとたん、仕事で大きなトラブルに見舞われました。いずれにせよ、いつか必ず強い運気が巡ってくるので、しばらくの辛抱です。