山本さん……
「眉の形は整っているので、色でやわらかなニュアンスを」

山本 きっと照れもあるのでしょう。でも、メイクはかなりお上手。

スー パーツが中央に集まっているので、それをカバーするために、左右の眉頭を離して眉尻も長めにしています。

山本 すごく理論的。目の錯覚を利用したメイクのコツをよくわかっていますね。眉はしっかりあるし、形も問題ないので、色でやわらかさを出しましょう。今回はピンクを重ねてふわっと感を出しつつ、アイブロウマスカラで立体感を加え、ナチュラルに仕上げました。

スー 色だけでこんなに変わるとは。冥土の土産になりました。(笑)


眉の修正ポイント

ライトブラウンのペンシルで、眉頭以外の土台を薄く太めに描き、その上にピンクブラウンのパウダーをふんわり重ねてやわらかさを演出。仕上げにアイブロウマスカラで眉頭を立て、全体の毛流れも整える。