売却で得るものと保有で得るものと
配当優待の権利狙いで株を買う人が増えると、株価は上がる。しかし、その権利取得の後は売却する人が増えるので、株価は下がる。株価が上がっているうちに利益を得たほうが権利取得日まで持っているより得かもしれない。いや、稀にさほど下がらないこともある。そうしたら優待や配当を貰わずに売るのはもったいない。
Sell or Not sell. That is the question ! 弱小個人投資家(私)は、ハムレットばりに悩んでいます。
具体的な話で言うと、配当が大きい銀行株。みずほ、三井住友、三菱UFJ、どれも3月29日に配当の権利を取得したら、権利落ち日の3月30日に売るつもりだったのですが、24日の全面安の日に含み益がグッと減り、その前に売っておけば月末もらえる配当以上にプラスだったかも。これを書いている3月26日の終わり値がそれぞれ、
みずほフィナンシャル・グループ 1,674.5円
三井住友フィナンシャル・グループ 4,215円
三菱UFJフィナンシャル・グループ 630.1円
果たして29日にどこまで上がり、30日にどこまで下がるのか(もしくは下がらないのか)。ハムレットは配当を捨てて、29日に含み益を利益にしてしまうのか。
この続きは、来週ご報告します。