2021年4月27日号
見どころ動画配信中!


[特集]
〈暮らしも遊びも〉
お金をかけず、楽しく豊かに


●注目記事●

〈出かけなくても五七五のタネは無限に〉
「家で俳句」を始めませんか
夏井いつき

紙と鉛筆さえあれば始められ、豊かな世界が広がる俳句。テレビ番組『プレバト!!』の俳句批評で人気を博す夏井いつきさんが、初心者のための俳句指南をします

昨年来、皆さん新型コロナウイルスの影響で家にいる時間が増えていると思います。人と会えず鬱々としている方も多いはず。そんな方に、いつでもどこでも楽しめる趣味としてぜひ俳句作りをお勧めします。特に家の中には、俳句のタネが無限に。それを探して俳句を作ると、日々の暮らしがとても豊かになると思うのです。

私が「家で俳句」を提唱し始めた理由をお話しします。私は25年以上、俳句の種蒔き運動を続けてきました。これは、俳句の楽しさや手軽さを伝えるために講演でお話をしたり、投句の場を提供したりすることです。小中学校への出前教室から始め、子どもたちに教える立場の先生方、その次が医療や福祉の現場への普及でした。その後、テレビ番組なども通してより多くの方に俳句に親しんでいただく機会が増え、おかげさまで3世代、4世代で楽しめる流れができました。

そうした活動のなかで、私はいつも「季語の現場に出ていきましょうね」とお話ししています。俳句の季語は知識ではなく、体験だからです。たとえば梅の季節には梅が咲いているところに出かけ、花がどんな匂いでどんな色か、どんな光があり、どんな風が吹いているのか。季語を体験することで実感が深まるのです。(一部抜粋)

他にも、門倉多仁亜さんのインタビュー「ささやかな幸せは暮らしのそこかしこに」、甲斐信枝さんの告白「90歳の絵本作家、大切なことは草や虫たちが教えてくれた」、ダンディ坂野さんのインタビュー「「一発屋」と言われる前から、「締まり屋」でした」、アズマカナコさんの驚きの生活「冷蔵庫・洗濯機ナシ。家族5人のエコ生活」などが掲載されています。
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[第二特集]
人気占い師大集合!
「いま」を乗りきるヒント


●注目記事●

〈200年に一度の〝転換期〟〉
人と人のつながりが「風の時代」を
生き抜く力になる

鏡リュウジ×水晶玉子

2020年末、急激に世の中に広まった「風の時代」という言葉を聞いたことはありますか。星の世界では、200年に一度の転換期が訪れたと言います。では、私たちはその激動のときをどのように過ごせばよいのでしょうか

水晶 2020年は新型コロナウイルスの感染が拡大し、世界中の人々の生活に大きな変化がありました。占星術の世界でも、昨年は大きな節目の年でしたね。

 ええ。12月22日、「風」の星座である水瓶座の位置で、土星と木星がぴったり重なる「グレートコンジャンクション(大会合)」が起きました。それまで約200年間「地」の星座で起こっていた大会合が、今回は「風」の星座でしたから大きな変化です。

水晶 そして、この先の約200年はずっと風の星座で大会合が起きる。それで「風の時代」が始まった、と言われているんですね。

 大会合は約20年に一度起こり、そこで時代の流れが変化します。占星術の世界では、それがどの星座の位置で起きるかで、社会の価値観や個人の生活スタイルが影響を受けると考えられているのです。12星座は宇宙を構成する「火」「風」「水」「地」の4つのエレメントに分類され、その特徴が時代に反映されると言われます。

水晶 地の星座の特徴は、「固定」「物質」「経済」。だから、これまで約200年間続いた地の時代は、現実的でリアルなモノに最も価値があった。家も車も所有することが重要で、お金を持っていればなんでも望みが叶う、というように。

 それに対し風の時代は、目に見えない「知識」や「情報」が力を持ちます。また、地のキーワードが「安定」や「固定」だとしたら、風のキーワードは対極とも言える「自由」や「移動」。

(一部抜粋)

他にも、鏡リュウジさんが12星座で占う「2021年、気になる運勢と幸せを呼び込むアクションは?」、林秀靜さんの風水「掃除と片づけで気分一新!お金に恵まれる家に」、イヴルルド遙華さんの「マインドナンバーで今年「縁」のある人を知ろう」が掲載されています。
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[読みもの]

〈独占告白〉
伍代夏子
歌手人生、はじめての喉の不調が発声障害だった

喉のジストニアの一種である性発声障害を患っていると、伍代夏子さんが自身のホームページで明かしたのは3月2日のこと。芸能界では、同様の病に苦しみながらも公にしない人が多いと言われています。歌手にとって、声はまさに命。それでも病名の公表に踏み切った理由、そして不調に気づいてからの日々とは

あれは2年ほど前、バラエティ番組の収録中のことでした。共演者のみなさんとしゃべっているときに突然、自分の声の音量が半分になった感覚があったんです。やだ私、疲れちゃったんだわ。そう思いながら、ささやくような声をふり絞って仕事を終えました。

歌声に影響がないので気に留めなかったのですが、振り返ればこのころから、声がかすれる、嗄れる、大きい声が出ない……といった症状が出はじめていたように思います。しゃべるのに、それまでの倍くらいの力が必要になりました。声を出すだけで疲れる。収録中のなにげない会話や説明が面倒くさい。だから、どんどんしゃべりたくなくなる。それでいて、歌声はいままで通り。どうしちゃったんだろう、と心配になりました。

私、これまでの歌手人生で、喉に不調を感じたことが一度もなかったんです。(一部抜粋)

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〈追悼〉
父・なかにし礼は最期まで
危険な香りのする人でした

中西康夫

作家・作詩家としてヒット作を世に出し続けた、なかにし礼さん。心臓病やがんなど、病から幾度も復帰し、活躍を続けていたが、2020年12月23日に心筋梗塞のため82歳でこの世を去った。父の傍らで仕事もプライベートも見てきた長男・中西康夫さんが、父・なかにし礼を語る

父が入院したのは、20年11月14日でした。体調が悪いというので車で迎えにいくと、帽子をかぶりピシッとファッションを決めて、「これから打ち合わせ?」みたいな恰好で待っている。ただ、いつもと違って車内でほとんど会話がなかったので、つらいのかなと思いました。を渡るとき、「康夫、勝鬨橋って今も開くの?」と聞かれ、「いや、昭和から開いていませんよ」。それが最後の会話となりました。

車を降りるときもつらそうだったので、車いすに乗ってもらうことに。でも本人は嫌だったと思いますよ。永遠にカッコいい男でいたかったはずですから。

そのまま退院できないとは考えていませんでした。27歳のときに心臓を病んで以来、心臓とはなんとか折り合いをつけてきた。16年にはペースメーカーを入れる手術もしていますし、実は20年の8月にも一度、入院しています。でも1ヵ月くらいで退院でき、10月は両親の結婚記念日を祝うため、妹夫婦、その娘、僕も参加して食事会をしています。そのときは、普段と変わりありませんでした。

 

[グラビア]

〈カラーグラビア&インタビュー〉
中島健人
日本と世界の〝架け橋〟を目指して

アイドルグループSexy Zoneのメンバーとして活躍を続けながら、ドラマにバラエティ番組にと走り続ける中島健人さん。CDデビュー10周年を迎えた今、目標としていることがあるという

他にも、

〈韓国のスターは海を越えて〉
シム・ウンギョン
私が日本で女優になりたかった理由

宝塚 すみれ色の未来へ 星組
ミュージカル『ロミオとジュリエット』
礼真琴・舞空瞳

清水ミチコの三人寄れば無礼講
ゲスト 黒沢かずこ&鈴木拓

などなど、盛りだくさん。ぜひご一読ください!!

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