「提案なんだけど、これからは人と人とが集うとき、全員手話にすればいいと思うんです。」(近田さん)

みんな手話でやりとりすればいい

近田 じゃあ、俺も最後にちょっと建設的な話をして終わろうかな。

清水 そうね。近田さんの話は載せられない話ばかりだったからね。

近田 いまのところ、コロナウイルスは飛沫感染を防ぐことしか具体策がないじゃないですか。ワクチンの普及にも時間がかかりそうだし。そこで提案なんだけど、これからは人と人とが集うとき、全員手話にすればいいと思うんです。

清水 真顔でいきなり(笑)。でもまあ、言われてみたらそうだね。

博士 めちゃくちゃいい話ですよ。

近田 楽天の社長が「社内の公用語を英語にしておいてよかった」と書いているのを読んで、ふと「公用語か」と気づいたわけです。国際手話であれば世界共通だから、義務教育にすればいい。どうしてそういうことを国のリーダーたちが言わないのかな。

博士 近田さんは、なぜそのことをいままで言わなかったんですか。

近田 だって昨日思いついたから(笑)。それとさ、誰もがスマホを持ってる時代なんだから、会話はチャットでもいい。うちのレコード会社のディレクターに話したら、「つんく♂さんは打ち合わせのとき、『それええやん』みたいな相槌もチャットで返してくれたから、みんなも可能かもしれません」って言ってましたよ。

博士 それによく似た話をしてもいいですか。ミッちゃん、児玉雨子さんは知ってる?

近田 児玉さんは、主にハロプロが出す曲の歌詞を書いてる人なんだけど、面白い人だったので、最近俺がつくったアルバムのほとんどの詞をお願いしたんです。

清水 そうなんだ。

博士 児玉さんが、俺がMCをしてる番組で本の紹介をしてくれたとき、「言葉に引っ張られる」という話になったのね。その例を話す前提なんだけど、ここのところの俺、めちゃくちゃ朝勃ちするのよ。

清水 元気なのはなによりだけど、すごいバカっぽい。(笑)

博士 日記にも、起床時間とともに「起(き)棒(ぼう)の朝」って書き留めてるわけ。で、目覚めるとき、自分で当てた「起棒」っていう字が脳裏に浮かんで、字面に引っ張られるようにして「痛い痛い」って体が起きるのよ。まさに言霊なの。

清水 あははは。絶対、嘘。(笑)