(撮影=天日恵美子)
人気スタイリストの石田純子さんの新連載『石田純子のおしゃれ塾』。大人の女性たちに向けて、流行を取り入れつつ、上品なおしゃれのポイントを指南します。今回は、カジュアルになり過ぎないパンツスタイルについて――(撮影=天日恵美子 文=内山靖子 ヘアメイク=木下優)

Q お出かけ着は、ジャケットにパンツ。
マンネリスタイルを脱却したいです

職場への通勤や普段の外出には車を使うことが多いため、スカートは夏に数回穿くくらいで、基本的にパンツスタイルです。そのパンツもデニムやコットン素材のものを選びがち。友人とのランチなどおしゃれな場所に出かけるときに、カジュアルになりすぎて困っています。少し気取った場所でも気後れしないパンツの着こなしが知りたいです。

また、若い頃からトラッドなスタイルが好きで、ついついトップスにジャケットを合わせてしまうのも悩み。特に夏は暑くて……。ジャケットを着なくてもきちんと見える装いや、サングラスや帽子などの小物使いも上手になりたいです。

【いつもの着こなし】

読者モデル 西村ひろみさん(64歳)

<Styling1>
華やかなトップスと同系色の柄パンツで上品に

ピンクブラウス¥14,300、小紋柄パンツ¥16,500/ともにダブル フェース トーキョー(ダブル・フェース) サングラス¥16,500/JILLSTUART(村井) イヤリング¥1,760、ブレスレット¥1,540/ともにOSEWAYA(お世話や) バッグ¥5,390/カシュカシュ(アンビリオン)サンダル¥14,300/ダイアナ(ダイアナ 銀座本店)

【ここがポイント】

襟元にシャーリングが入ったハイネックのブラウスは、首のシワも隠してくれる優れもの
爪先と踵の高低差がないフラットな厚底サンダルはおしゃれなのにラクチン!