日本株の優しさを実感した

さっそくテンセントを見ると、香港証券取引所のメインボードに上場していて、売買単位は100株。株価はその時700香港ドルでした。

そう、香港ドル、外国株なので海外通貨です。でも日本円で取引可能。証券会社が為替手数料をとって両替してくれるからね。あと、当然ですが証券会社への取引手数料もかかります。中国株の場合は、1注文あたり約定代金の0.26%(税込0.286%)。最低手数料は47香港ドル(税込51.7香港ドル)だそう。

で、香港ドルって、いったい日本円でいくら?
そこからかよ!って感じですが、調べてみたらざっくり1香港ドル、14円。700香港ドルの株を100株買うとなると、ギャー、98万円。とても気軽に手を出せる金額じゃなかった。

そう、ご心配をおかけしたかもしれませんが、テンセント株、買っていません。

今のテンセントの株価は470.20香港ドル(2021.08.13現在)、あの時もしも無理して100株買ってたらマイナス32万円だった。良かったあ、思い留まって。

思い留まった理由としてはもう一つ、中国株や米国株には値幅制限がないんですよ。あの「急激な株価変動で不測の大損害や混乱を与えないために設けられている」という「ストップ高」「ストップ安」というのは、世界共通ではなくて、日本株の優しさなんですね。

ただでさえ情報が入って来づらい外国株で、知らないうち大暴落もあるかと思うと、よほど覚悟しないと買えません。

というわけで、簡単に作った外国株式取引口座ですが、開設したまま活用されずに眠っています。