いつまで「銀行に預けておけば大丈夫」と思っているの?

日本人は安定志向だし、社会のセーフティーネットもしっかりしている。そういう背景もあるから、投資をしなくても勤労所得だけで正直なんとかなる人は多いと思う。

でも2022年度から文部科学省が高校の家庭科で「資産形成」や「投資教育」の授業を行うと聞いたよ。ニュースによれば、将来を見据えた資産形成の重要性にまで及んで授業をするらしい。

もしかすると、2019年に金融庁が「95歳まで生きるには夫婦で約2000万の金融資産が必要」と発表して、しかも28年後には日本の公的な年金の支給水準は約2割減ると公表されたことで、セーフティーネットだけに頼らず、自分で資産を作っておく必要があるということを若い世代に伝える意味もあるのかもしれないね。

だって投資の知識がなければ銀行に預けっぱなしにしちゃって、2000万なんて到底たどり着けるはずがない。

20歳の人が毎月2万円を貯金しても、約84年経って初めて2000万を超えるんだ。こんなシビアな未来が待っているのにいつまで「地道に働いて銀行にお金を預けておけば大丈夫」とか「投資は危ない」とか思っているの?