Case2 〈職場〉100円高い時給に嫉妬されて

質 問

 

回 答

「女度の高い」タイプの人は、集団としての「均質性」を求めます。パートという身分は同じなのに、時給が違うという「異質性」に過剰な反応をしてしまう。その背景には、恵まれた相手への嫉妬心もあるでしょう。

また、あなたが管理的な仕事に「選ばれた」ことは、Bさんが「選ばれなかった」という事実を突きつけることになる。あなたという存在によって、Bさんは「傷つけられた」と感じ、それが陰口や意地悪につながっているのです。

注意したいのは、時給が上がったことは事実なので、「そんなことはないですよ」と否定するのは、逆効果ということ。むしろ率直に違いを認め、「お給料が上がったぶんで、今度デザートでもおごるわ」と提案してみるのも一つの方法です。

あなたが多少なりとも「損」をすることで、Bさんの嫉妬心を和らげる効果や、Bさんの心を傷つけたことに対する、ある種の「お詫びのしるし」と受けとってもらえる可能性があるからです。