2011年、23歳の時に「加トちゃん」こと加藤茶さんと結婚した加藤綾菜さん。45歳という年齢差もあってか、結婚後、4年以上にわたり「財産目当て」「保険金目当て」といったバッシングの嵐を受け続けました。しかし、現在では結婚生活も10年をこえ、料理研究や介護資格取得などの献身ぶりが注目されるように。その綾菜さん、新婚時代は何の疑いもなく、数年後にはふたりの間に子どもがいるはずと考えていたそうで――。綾菜さん自ら愛情たっぷりに描いたマンガとともに、二人の日々を紹介します。
どちらからともなく、子どもの話をしなくなり
加トちゃんとわたしの間に、子どもはいません。
これまでのインタビューなどでは、子どもについて「積極的にほしいと思ったことはない」なんて話していましたが、実は違っていて。恋人同士だったとき、そして新婚時代は、なんの疑いもなく、数年後のわたしたちの間には子どもがいるはずだと思っていました。
「できれば女の子がひとりいたらええなあ」
「そうだねえ。あーたんに似たら目が離れているかもしれないけど、絶対にかわいいだろうな」
「もー、余計なこと言わんでよ。ちーたんに似たら、目がくりくりして絶対にかわいいじゃろ」
そんな話をしなくなったのは、結婚してから3、4年が経った頃。どちらからともなく、子どもの話をしなくなりました。「諦めよう」などとも言わず、ただただ口にしなくなったのです。