要介護認定の有効期間

要介護認定の有効期間を決めるのが、先ほど紹介した「介護認定審査会」です。認定の効力は、要介護認定の申請日に遡って発生します。新規申請の場合、原則として6ヵ月間となります。ただし、行政や状態によっては、3ヵ月間や12ヵ月の場合も。結果が届いたら、必ず有効期間を確認しましょう。

期間満了後に、継続して介護保険サービスを受けたい場合は、更新を行うことができます。更新認定の申請は、有効期間の満了日の60日前から行えます。要介護認定を更新したときの有効期間は原則として12ヵ月ですが、こちらも行政や状態によっては、36ヵ月や48ヵ月のケースもあります。

いずれにせよ、更新時には改めて審査会が判定を行います。

絶対に忘れてはいけないのは、介護保険は空白をつくってはいけないこと。

ひとたび更新手続きを忘れてしまうと、それまでの介護保険のサービスはなかったものとなり、一から手続きをし直すことになってしまいます。その間、介護保険サービスを受けることはできますが、すべて自費となってしまいます。呉々も更新時期の確認ミスだけはないようにしてくださいね。