60代が使える投資の非課税口座には制限が
60代に入ると、利用できる投資の非課税口座に制限があります。
退職金を含め資産残高が増えているなら、課税口座も使って運用を続けます。ただし、安全資産の比率を高めたり、若い頃よりはリスクが低めの運用をしたりするなど、それぞれの状況と今後の予定(子どもは自立したか、住宅ローンは返し終わったか、いつ仕事を辞めるか、体調など)をもとに、50代までとは運用方法を変えることも考えましょう。
個人事業主は、仕事を辞める時期を自分で判断できます。小規模企業共済などを使った自前の退職金作りの仕上げの時期です。
60歳で仕事を辞める人は、公的年金をもらう65歳までの5年間のやりくりを、事前に計画しておく必要があります。