渡邉善央(埼玉県出身)
●人力車に出会ったきっかけは?
東京力車のオーディションを見つけた時に、人力車の仕事にも興味を持ったのがきっかけでした。とにかく他の人とは違う、変わったことをやってみたいという気持ちで「音楽×人力車」という今の活動に出会うことができました。
●音楽と人力車の俥夫として二刀流の活動ですが、大変な部分や、お客様からの言葉などで励みになったりすることは?
「現役俥夫ユニット」として、音楽と人力車は僕たちにとってどちらも欠かせない存在です。だからこそ、どちらも中途半端になってはいけないという気持ちを持って常に全力の活動を心掛けています。ライブや人力車に遊びに来てくれてお客さんが笑顔になってくれたり、「楽しかった」「ありがとう」という言葉をくださったりすることが僕たちの活動の原動力になっています。
今年の夏は僕たちにとって大切な新曲のリリース期間でもあるので、睡眠をしっかり取ることや、水分補給など、身体が資本であることを忘れずにお客様へのご案内に全力を尽くしたいと思います。
●人力車を引いていて、一番疲れる「筋肉」はどこですか?
基本的には体重移動とバランス感覚が大切ですが、急な坂道など、特に一番疲れやすいのは太ももやふくらはぎです。
●ハプニングや思い出深いエピソードは?
夏場に熱くなったコンクリートの上で人力車のタイヤが溶けてパンクし、管理の社員さんに新しい人力車をその場所まで持ってきてもらったことがあります。
浅草からディズニーランドまでの往復約35キロを7時間かけて走ったことも。
●コロナ禍の2年間、「浅草観光」が大変な時期もあったと思います。現在の「浅草」はどのような雰囲気ですか?
2年前と比べると現在は人出も増え、特に三が日やゴールデンウィークなどの連休では人力車の予約で2時間待ちなど、コロナ禍以前のように多くの観光客で賑わっていました。
また、今年の三社祭では3年ぶりに神輿担ぎや大行列が復活するなど、様々な行事で賑わいを見せています。
●ご家族の反応は?
テレビやネットの記事などを見て、家族が以前より今の活動を深く知ってくれるようになりました。
●「浅草」への思い、「浅草観光」に来られる方へのメッセージを
僕たちの活動やメディア、浅草観光など様々な機会で浅草の魅力や人力車の魅力を知ってもらい、少しでも浅草を盛り上げられるようなきっかけになれば嬉しいです。
浅草観光に来た際にはぜひ僕たち東京力車の人力車に遊びに来てください。浅草の歴史やグルメ、パワースポットなどの魅力、人力車の乗り心地を体験していただいて、一緒に素敵な思い出作りのお手伝いをさせていただきたいと思います。