イラスト:さかがわ成美

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★エアコンは扇風機と併用で

冷房の設定温度を1℃上げると、電気料金は約13%節約できると言われています。扇風機を併用すれば、エアコンの温度を1℃上げても風が直接体にあたるので、暑さを感じにくくなりますから大丈夫。

扇風機の電気料金はエアコンの約10分の1と言われていますので、もし扇風機だけでも過ごせるなら、そのほうが節電になります。

さらに、扇風機の前に濡れタオルを置くと効果倍増。濡れタオルは、乾く時に気化熱を奪うので、そのぶん涼しさを感じます。

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★お風呂は、朝から水を張る

夏場は、お風呂の水を朝から入れておく。外気の温度が日中には30度を超えることがザラなので、朝から湯船に水を入れておくと、夕方お風呂に入る時に、外気と同じくらいの湯温になっていて、ほとんど追い焚きの必要なし。

お風呂から上がれば気化熱で涼しさを感じやすくなるので、扇風機だけで過ごせるかもしれません。

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★契約内容を見直す

割高な「時間帯別料金」や「ピーク時料金」プランをなるべく使わないこと、また節電するとポイントがもらえる「デマンドレスポンス」を契約して電気料金を下げる方法も7月からスタートしています。(東京電力、中部電力など)