経産省事務次官役を演じる西田尚美さん (C)TBS

山崎賢人主演のドラマ、TBSで放送中の日曜劇場『アトムの童(こ)』(※「崎」は正しくは「たつさき」)。山崎演じる主人公、若き天才ゲーム開発者である安積那由他(あづみ・なゆた)が巨大資本に立ち向かい、周囲との関わりの中で成長していく姿を描く。

『相棒』、『この恋あたためますか』などを手がけた脚本家・神森万里江による完全オリジナルストーリーだ。

11月6日放送の第4話からは、キャリアウーマンや母親など幅広い役を演じ、これまで数々の話題作に出演してきた西田尚美が、経産省事務次官役の堂島由里子(どうじま・ゆりこ)役で出演する。西田は、NHK連続テレビ小説『カムカムエブリバディ』では、ヒロイン・安子の母親で和菓子屋「たちばな」を陰ひなたに支える小しず役を好演。割烹着を来た「日本のお母さん」役が印象的だった。現在は11月3日から始まった舞台『夏の砂の上』に出演中だ。

日本のオンラインゲーム市場を左右するキーパーソンとなる堂島は、「アトム玩具」にとって敵か、それとも味方か。今後の動向が気になる人物として登場する。

那由他とともに「ジョン・ドゥ」としてゲームを作ってきた相棒・菅生隼人(すごう・はやと)を松下洸平、老舗玩具メーカー「アトム玩具」の一人娘である富永海(とみなが・うみ)を岸井ゆきのが演じている。

「ゲーム業界のバンクシー」と呼ばれた那由他たちを中心に、巨大資本の企業を相手に挑戦していく姿を描く。仲間もゲームも奪った今回の宿敵は、オダギリジョー演じる大手IT企業の社長、興津晃彦だ。日曜劇場定番ともいえる「ものづくり」をめぐる「零細企業vs大企業」のドラマは、今後どのような展開を見せてくれるのだろうか。

[タイトル]日曜劇場『アトムの童』
[放送日時]毎週日曜よる9:00~9:54
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