妻が選んだネタでR-1に出ることができた
そんなときに、マヂカルラブリーの「フェニックスライブ~やってないネタを蘇らせる~」っていうライブがあったんです。
自分ではおもしろいと思ったのに、劇場でウケなくて1回やったきりになったネタとかを、つくり変えて蘇らせるっていうライブで。
そこで単独ライブ1回きりのネタをやったら、めちゃくちゃウケたんですよ。それは妻が選んだネタで、そのネタでR-1にも出ることができました。
予選まで全然時間がなかったんですけど、ギリギリ間に合いましたね。
※本稿は、『僕はどうしても捨てられない。』(発行:ヨシモトブックス、発売:ワニブックス)の一部を再編集したものです。
『僕はどうしても捨てられない。』(著:おいでやす小田/発行:ヨシモトブックス、発売:ワニブックス)
モノも人生も捨てたもんじゃない。ーー苦節20年、長かった下積み時代は無駄じゃなかった。
R-1グランプリ5年連続決勝進出、2020年M-1グランプリでは準優勝と結果を出し、バラエティを中心にテレビドラマにも連続出演中の、稀代のピン芸人おいでやす小田のモノにまつわるエトセトラが詰まっています。
20年以上使用しているガス式炊飯器、丈夫すぎるラーメン鉢、もうボロボロで黒ずんでさえいる10年選手のタオル、7年使い続けてるのに減らない目薬(抗菌)、いつかはつくかもしれない使い切った乾電池、10年前からなぜかいつまでも減らない綿棒、etc...。
捨てられない男のルーツと諦めないポジティブシンキングがココに。とくとご覧あれ!