イメージを表現するにあたり、「僕にできることは演技すること」

デビューして30周年、今でもカメラの前では緊張

さらに、撮影時のケータリングの中には、チャン・グンソクさん用だったのかトッポギが用意されていたそう。しかし、肌のケアをするため、自身は食べられず、スタッフが食べているのを見るだけだったことが大変だったという。そんな撮影を乗り越えた後は、「(撮影が)終わってから、チャミスルを飲めて嬉しかった」と笑顔を見せた。

また、商品の潤いを表現するための、水の上を歩くシーンの撮影では、思わぬ失敗があったことも明かした。事前に水に濡れてもいい靴と、本番用の濡らしてはいけない靴の2足が用意されたが、焦っていたのか、本番用の靴を履いて水に入ってしまったという。「スタッフが大いに慌てて、困った表情になり、それを見た時にもっと頑張らなければいけないと、気合を入れ直しました」と撮影時の裏話も。結局その靴は捨てられたとか…。せっかち?な思わぬ一面だ。

ブランドのイメージを表現する際、「僕にできることは演技すること」だと思ったと言い、特に意識したことは、視線や目の表情を使うこと。そして、CMの世界観に力を持たせることが大事なので、自信とプライドを持って撮影に臨んだという。チャン・グンソクさんの目線にも注目したい。

また、「自分のまだ眠っている才能」について聞かれると、「『自信感』ですね」と手書きで書かれたフリップを使って発表(ひらがなで“じしんかん”と書いている)。「美しさというものは内面の自信から表れるものだと思うんです。僕自身、デビューして30周年を迎える年になりますが、今でもカメラの前では緊張してしまうこともあれば、自分の判断が合っているのかどうか悩むこともあります。そんな時、“自信感”を持って仕事をしたいという気持ちが強いですね」と、今後に対する目標を示した。

自分がもつ内面の力を信じることが大切とし、「誰でも美しさを持っており、その力を信じてみる。そうすることで、美しさがより際立つと思います。それを信じて1日1日を頑張ってほしいです」と笑顔で言った。

最後に、「軍隊を卒業して以来、2年くらい日本に来られていなかったけど、今年は色々なイベントなどで来ることができた。“自信感”のあるチャン・グンソクを信じてください。今年も本当におつかれさまでした。来年もよろしくお願いします」と日本語で締めくくった。

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