ダンサーの衣装もカラフルに。一体感のあるダンスで盛り上げる

拍手で泣かせるなよ

「こんがらがって」が始まると、ステージ後方からジャズ奏者の音楽隊が登場。ここで、キラキラと輝く黒のタキシードに蝶ネクタイの衣装へチェンジ。ダンサーも黒を基調としたものからカラフルなジャケット姿に。会場の熱気もさらに上がる。

続く「Slom Jam」では、しっとりと歌い上げ、ステージ中央に立つ香取さんを真上から真っすぐ照らすスポットライトの光と相まって神々しさを感じる一幕に。

その後のMCで香取さんが、「本当に最高の景色です、本当。明治座や京都劇場でもショーさせてもらったんですけど、こんな大きい会場で一人でライブする日が来るなんて感激です。本当にありがとう、ありがとう」と感慨深く言うと、会場からは鳴り止まない拍手が。一呼吸置いてから「拍手で泣かせるなよ」と返すと、より一層大きくなる拍手に目頭を熱くさせていた。

また、22日の本番前、稲垣吾郎さんから電話がかかってきたことを明かした。元々あまりしない方で、するとしたら何か事件が起きた時くらいとのこと…実は稲垣さんは昨日の公演に来ており、ライブの感想を伝えていたのだった。

「昨日良かったよ、あの曲で泣けたよ、涙しちゃった。本当に素晴らしいショーだった」と大絶賛。さらに、「(ステージ上の香取さんが)自分の方を見て手を振ってくれる。(そのときの)嬉しい思いってこんな感じなんだ」と、1人の観客として存分に楽しんだ様子。それを受けた香取さんは、「小学5年生の頃に出会って、それからずっと一緒にいる、嫌になっちゃうよね(笑)」と照れた笑顔を見せた。

ライブの数日前、18日(水)・19日(木)に、新しい地図会員限定イベント『NAKAMA to MEETING Vol.2』の大阪公演があり、そこで稲垣さんが「ライブに行きたい」と話していたそうで、仲の良さを感じさせる。

しかし、21日(土)のライブ当日、香取さんは稲垣さんがライブに来ることを忘れていたとのこと。「終わった後にスタッフに聞いた。楽しいんだけど、いっぱいいっぱいだったのかな。稲垣吾郎が来ていたことをすっかり忘れていた(笑)」とおどけてみせた。一方で稲垣さんは、香取さんのMC中に自分が紹介されるだろうと思い、カメラに抜かれることを心構えていたそう。

草なぎさんはドラマ『罠の戦争』(フジテレビ系列・月曜夜10時~)で忙しく、残念ながらスケジュールが合わず。香取さんは、「ドラマは全部で11話あるそうなので、皆で最後まで応援しましょう」とエールを送った。ドラマの主題歌は、香取さんと韓国の13人組男性アイドルグループSEVENTEENがコラボして手掛けた「BETTING」。