(イラスト=チームおゆき)
銀行の窓口は手数料が高いから、現金の引き出しはもっぱらATM。けれど昨今、そのATMも減少して、現金が使えないシーンが増えてきました。とはいえ、キャッシュレス決済なんて不安……。そんな人におすすめの方法を伝授します(構成=大野麻里 イラスト=チームおゆき)
この記事の目次
現金を持っていても支払えないケースが
スマホがなくてもできるキャッシュレス決済 数を増やさないことが上手に使うコツ キャッシュレス決済で失敗しないための4つの心得 【心得1】数を絞る 【心得2】月1回使用状況を振り返る 【心得3】まずは少額からスタート 【心得4】使う用途を絞る

現金を持っていても支払えないケースが

近年、《キャッシュレス決済》という言葉を見聞きすることが増えました。けれど、「よくわからない」「面倒くさい」「なんだか怖い」という声も一定数あり、「現金主義の私には関係ない」と考えている人も少なくないのではないでしょうか。

はじめにお伝えしたいのは、現在、国策としてキャッシュレス決済が推進されているということ。経済産業省のデータによると、2021年の国内キャッシュレス決済比率は32.5%でしたが、国は25年までに40%程度まで上昇させることを目標にしています。

理由はキャッシュレス決済による経済効果や、現金を発行するコスト削減を期待しているため。将来的に、世界最高水準の80%を達成できるよう取り組んでいるのです。

キャッシュレス化が進むと、私たちの生活はどうなるでしょうか。最近見かけるようになったのは、スーパーやコンビニに設置されたキャッシュレス決済専用のレジ。つい先日、私が利用した美容院では、スマホ決済のみでした。

こういう店舗が増えてくると、いくら現金を持っていてもお金を支払うことができません。キャッシュレス化が進めば、銀行からお金を引き出す機会も減少。事実、銀行のATMはここ数年で減少傾向にあります。

郵便局ではこれまで無料だったATMでの硬貨の入出金が有料に。現金を下ろすこと自体が、不便な時代になりつつあるのです。

キャッシュレス決済が進んでいく以上、現金決済にこだわり続けることはあまり得策ではないでしょう。紙幣や硬貨がなくなることはないにしても、5年後、10年後、私たちもそれだけ年齢を重ねています。そのとき慌ててキャッシュレス決済を始めようとしても、すぐに順応するのはとても難しいこと。

今のうちから慣れておくために、まずはよく行くスーパーで、現金以外で購入できるようにしてみるのはいかがでしょうか。