仕事の評価は、信頼感をベースに花開く

これは芸人の世界に限ったことではありません。

もし自分の仕事が今一つ評価されないとか、自分はイマイチ活躍していないとくすぶっているのなら、このアンガールズのセオリーに当てはめてみてください。

今の仕事が、3段階のどこにあるか、を少し考えてみると、ヒントがあるかもしれません。

僕は以前の記事の中で、情報番組における僕のお客さまを「視聴者さん」ではなくて、「制作さん」と決めたと話しました。

これも「(2)玄人ウケ」を考えた一環だといえます。

一般企業や会社なら「玄人」とは、上司や仕事仲間、他の部署の人。あるいは同業種の違う会社の人。もしくは取引先など、その仕事の関係者に当たるかと思います。

まずは仕事ができる人たちに、自分の仕事ぶりを信頼してもらえるように、地道に仕事をしてみてください。

夢見るブレイクやヒット、仕事の評価は、その信頼感のベースに花開くだろうし、そのベースがあってこそ息の長いものになる、と僕は思うんです。

※本稿は、『神さまが惚れてまう48のポイント』(ぴあ)の一部を再編集したものです。

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神さまが惚れてまう48のポイント』(著:チャンカワイ/ぴあ)

“グルメロケ芸人”と“結婚”という長年の夢をかなえるまでに心がけてきたことや、コンプレックスとの向き合い方、物事がうまくいかないときの考え方など、大好きな神社めぐりを通じてわかった“神さまと仲良くする方法”について、包み隠さず語り尽くしています。
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