国際バカロレア? STEAM教育?

「そもそも国際バカロレアやSTEAM教育など、聞いたことがない」という方もいらっしゃると思いますので、簡単に説明したいと思います。

国際バカロレア(IB:International Baccalaureate)はグローバル化に対応できる人材を育成するために、スイスに本部を置く国際バカロレア機構が提供している年齢に応じた国際的なプログラムです。

16~19歳を対象としたDP (Diploma Programme)では、所定のカリキュラムを2年間履修し、最終試験で所定の成績を収めると、国際的に認められる大学入学資格(国際バカロレア資格)を取得できます。

『東大よりも世界に近い学校』(著:日野田直彦/TAC出版)

2022年9月時点で、世界の160以上の国・地域で5000校以上の学校が国際バカロレアの認定を受け、日本でもインターナショナルスクールを含めた84校が認定されています(文科省調べ)。

また、本来は英語での授業なのですが、科目(プログラム)の一部を日本語でも実施可能とする「日本語DP」も行われています。

STEAM教育とは、理系とか文系の枠を超えて学び、問題を見つける力や解決する力を育てる学習です。STEAMは「スチーム」と読み、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Art(芸術)、Mathematics(数学)の5つの単語の頭文字を組み合わせたものです。