イメージ(写真提供:Photo AC)
着々と普及が進んでいる「マイナンバーカード」。顔写真がついているため、運転免許証やパスポートのように本人確認書類として使えることで知られています。その他にも、各種証明書の発行に使えたり、健康保険証としての使用が可能であるなど、マイナンバーカードにはいくつもの便利機能があります。この記事では、知っておくと役立つマイナンバーカードの機能と申請方法について解説します。まだ発行していないという人も、確認しておくとよいでしょう。
この記事の目次
マイナンバーカードとは
マイナンバーカードでできること
本人確認書類になる
民間のオンラインサービスに利用できる
コンビニで各種証明書が取得できる
「マイナポータル」が利用できる
健康保険証として利用できる
新型コロナワクチン接種証明書の電子交付サービスが利用できる
マイナンバーカードの申請方法 (1)オンライン申請 (2)郵便で申請 カードの再発行

マイナンバーカードとは

マイナンバーが記載された顔写真付のカードのことです。プラスチック製のICチップ付きカードで券面に氏名、住所、生年月日、性別、マイナンバーと本人の顔写真等が表示されています。本人確認のための身分証明書として利用できるほか、自治体サービス、e-Tax等の電子証明書を利用した電子申請等、様々なサービスにも利用できます。

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マイナンバーカードでできること

本人確認書類になる

ライブ会場の入場、携帯電話の契約、会員登録などに使えます。

民間のオンラインサービスに利用できる

キャッシュレス決済サービスにおける口座登録時の本人確認などに使えます。

コンビニで各種証明書が取得できる

市区町村窓口に行けないときも近くのコンビニで住民票の写しや課税証明書などが取得できます。

「マイナポータル」が利用できる

パソコンやスマートフォンで、いつでも行政手続きを行ったり、自分の所得・地方税、行政からのお知らせなどの情報を確認したりすることができます。

健康保険証として利用できる

「マイナポータル」のウェブサイトやアプリなどを通じて申込みをすることで、マイナンバーカードを健康保険証として利用することが可能です。就職・転職・引越をしても健康保険証としてもずっと使えるというメリットがあります。
なお、マイナンバーカードを健康保険証として利用できる医療機関・薬局等については、厚生労働省のホームページで公開されています。事前に確認しておきましょう。

新型コロナワクチン接種証明書の電子交付サービスが利用できる

専用のアプリをインストールすることで、新型コロナワクチン接種証明書を取得することができます。

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