春に送る手紙は前向きな言葉に
春は慶事や門出などが多く、手紙を送るのにとてもよい時期です。受け取った人が喜んでくださり、前向きな気持ちになるように、春に送る手紙は「マイナスの要素で文章を結ばない」ことを心がけましょう。
たとえば「暦の上では春ですが、寒い日が続いていますね」という文章と、「まだ寒いけれど、春の到来も間近ですね」という文章では、印象が異なりますよね。ちょっとしたコツで素敵な手紙になりますので、工夫してみましょう。
一口に春といっても、立春、雨水、啓蟄、春分などの時節ごとに、使う言葉も少しずつ変わってきます。それぞれの時期に合わせた書き出しと結びを参考に、挑戦してみてください。
春の手紙にふさわしい書き出しと結びの文例集
【立春】2月4日ごろ(〜18日ごろまで)
《書き出し》
●まだまだ寒い日が続いていますが、暦の上では春となり、気分が明るくなります。
●ようやく日脚も伸びてきたようで、心弾むこのごろです。
●まだまだ寒い日が続いていますが、暦の上では春となり、気分が明るくなります。
●ようやく日脚も伸びてきたようで、心弾むこのごろです。
《結び》
●本格的な春を楽しみに、まずは***(お礼/お祝いなど用件)まで。
●梅のほころびを心待ちにしながら、まずは書中にて***申し上げます。
●本格的な春を楽しみに、まずは***(お礼/お祝いなど用件)まで。
●梅のほころびを心待ちにしながら、まずは書中にて***申し上げます。