2023年6月号
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[特集]
脳と体を整えて、100歳時代を健康に

世界一の長寿国の日本ですが、健康寿命は平均寿命より男性で約9年、女性で約12年も短いというデータがあります。つまりこの期間、健康上の問題により自立した生活が送れない人が多いということ。自身がそうならないために、三日坊主で終わらない健康習慣を身につけたいものです。生活習慣病や認知症を遠ざける食事、足腰を鍛える運動など、誰でも簡単に続けられる方法をお伝えしましょう

●注目記事●

〈病も別れもあったけれど〉
ラジオ体操と推し活が元気の源です
うつみ宮土理×太田裕美

長年家族ぐるみのつき合いをしてきたうつみ宮土理さんと太田裕美さん。いつも朗らかに見えるお二人にも、心と体の危機がありました。過去を振り返りながら、今を生き生きと暮らすためのヒントを探ります

うつみ 私たちのつき合いも長いわねぇ。

太田 かれこれ50年になるでしょうか。宮土理さんはちっともお変わりなくて。 

うつみ そんなわけないわよ、キンキン(夫の故・愛川欽也さん)も、あの世で「カミさんが80歳とはねぇ」って言ってるわ。

太田 いつもお元気ですよね。

うつみ 病気知らずなの。手術したことも、入院したこともないってラッキーよね。

太田 私は68歳になりました。デビューした10代の頃は人見知りで、芸能界にうまく馴染めずにいたのですが、欽也さんや宮土理さんが司会をなさっていた歌番組ではリラックスできたんです。お二人とも気さくに声をかけてくださって。

うつみ 裕美ちゃんは歌がうまいし、お行儀もよかったから。キンキンなんか「愛くるしいねぇ」とか言ってメロメロだったのよ。 (一部抜粋)

他にも、竹下景子さんのインタビュー「骨粗鬆症予備軍と診断され、ずっと歩ける体づくりに挑戦中」、石井哲代さんのインタビュー「よく食べ、よく寝て、よくしゃべり、103歳でひとり暮らし」、専門家による「百寿者研究からわかった「ピンピン長生き」の秘訣」、「認知症と老人性うつ、違いを知って対策を」など。
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[第2特集]
こんなに変わった!日本の歴史

ドラマや時代小説などで「日本史ブーム」が続いています。と同時に、「覚えていた年号と違う」「戦国時代のヒーローは別人だった!?」などと、歴史の見解の変化に驚かされることも――。最新の「日本の歴史」を楽しくアップデートしましょう
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[読みもの]

〈昔は「怖いママ」でした〉
WBCで戦う息子の姿に子育ての日々が蘇った
ヌートバー久美子

第5回ワールド・ベースボール・クラシック(以下、WBC)で、見事三度目の優勝を果たした侍ジャパン。日本戦は全7試合で視聴率が40%を超えるなど、大きな盛り上がりを見せた。なかでも注目を集めたのは、日本人の母を持つメジャーリーガー、ラーズ・ヌートバー選手の存在だ。走攻守揃ったプレーはもちろん、栗山英樹監督をして「100%全員が好きになる」と言わしめた人柄、そして母・久美子さんの愛すべきキャラクターも人気を呼んだ。大会直後の久美子さんにいまの思いを聞いた

ラーズが日系選手として初めて日本代表の一員となり戦った約3週間は、夢のような時間でした。日米が対決した決勝では、アメリカ人の夫・チャーリーも日本を応援。優勝の瞬間は抱き合って号泣しました(笑)。ロサンゼルスの自宅で平穏な日常に戻るなか、いまも熱狂の余韻に浸っています。

ラーズはもともとマメにプレゼントをくれる子ですが、今回の金メダルは特別嬉しかったですね。「母は自分にすべてを捧げてくれた人」と語っていたことは、大会後に聞きました。だからこのメダルは、サポートしてきたことへのお返しなのかな。これまでのトロフィーとわけが違うので、チャーリーの言うとおり、すぐに金庫にしまいました。(笑)
(一部抜粋)

 

[グラビア]

〈親父の年齢と並んだ今〉
40歳、ここから先、どうしようかな
松田龍平

「またもやダメ男の役なんです」と笑いながら語るのは、その独特な佇まいで映画にドラマにCMにと引っ張りだこの俳優、松田龍平さん。今度の役は10年間引きこもりの男性だという

 ダメなおじさんの役を演じることは多いですね。映画『モヒカン故郷に帰る』『ぼくのおじさん』……。今回、『モヒカン~』の監督を務めた沖田修一さんから7年ぶりのオファーをいただいて嬉しかったんですけど、今作も「モヒカン」で演じた役と近いものがあって、すごく自由に生きてる役で(笑)。少し複雑な気持ちはありました。監督と再び一緒にできるということで、嬉しいなかにも緊張感みたいなものもありましたね。
(一部抜粋)

 

〈ステージレポート〉
9人のLOVEが舞いあがる! 最後の『滝沢歌舞伎』
Snow Man

いまやメンバーそれぞれが映画にドラマにバラエティに大活躍のアイドルグループ、Snow Man。日本一多忙な彼らが1ヵ月もの間、ファンの目の前で歌い踊る舞台『滝沢歌舞伎ZERO』がついにその歴史に幕を降ろした。Snow Manの9人はどんな思いでステージに立っていたのか――。最後の舞台をレポートする

他にも、

〈トキワ荘唯一の女性作家〉
漫画の常識をぶっ壊し続けて68年
水野英子

〈中村勘三郎さんが取り持った縁〉
いくつになっても芝居の話をしていたいわね
波乃久里子×渡辺えり

〈ルポ 志があっても報われない〉
在宅介護を支える非正規ヘルパーの悲鳴
古川美穂

〈婦人科医と作家が語り合う〉
がんで立ち止まったからこそ見えてきた景色は
高尾美穂×西加奈子


〈宝塚 すみれ色の未来へ 特別篇〉
サヨナラショー&千秋楽記者会見
真風涼帆 宙組
背中で語る、唯一無二の男役として

などなど、盛りだくさん。ぜひご一読ください!!

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